プラトンの国家と、ドイツ文学の案内。

プラトンの国家は、真実の世界と現実の世界を融和させられる哲学者を指導者とすべきとしたもの。ドイツ文学の案内は、時流に対し、人々に魂の輝きを与えられる人を人々が支えてきたしるし。

 

それは言葉にしてはいけない。
しかし、人々はその言葉を待っている。

人々の魂に祝福を与える光に気づいたものは、
自らを犠牲にする道を選ぶ。

激痛と励ましとで満ちた世界。ガラス玉遊戯を試してみましょう。

 

1.思考を世界の起源に応じさせる

気持ちを静かに落ち着けて、まず、
赤のガラス玉にグループになる考えを導き出します。
心の奥から聞こえてくる声に耳を傾けてください。

次に、青のガラス玉にも同様のことをします。

赤のガラス玉
01:時代に理想を対立させられる人
02:最も困難な障害は人間自身

青のガラス玉
03:バラバラの反応傾向を一本にする
04:時代に反応して現れる理想の把握

01と02はプラトンの国家を参考にしました。
03と04はドイツ文学の案内を参考にしました。

それぞれのガラス玉は、グループになる考えの元になった何か、です。

黄のガラス玉
01:時代に理想を対立させられる人
06:一人の勇気をみなの勇気に高め

赤のガラス玉
03:バラバラの反応傾向を一本にする
05:あきらめの壁を破壊し光を導く

青のガラス玉
04:時代に反応して現れる理想の把握

この一連の手順で、潜在意識にあった「思い込み」の壁は破られ、
思考は世界の起源に応じるようになっています。

  ※ガラス玉は何個使っても良いですし、どこに配置しても、
   何回扱っても、互いに比較するなどしても良いです。

今回は、次のような操作をしました。
(とばして、2.現象化の質問から読んでくださっても結構です。)

青のグループの元になった何かを、
赤のグループの元になった何かと取り替えました。
この時、青のグループで用いていたもので、
赤に利用できるものは残し(ここでは03)、
赤のグループの元になった何かに応じ、
新しい考え(ここでは05)を加え、新しいグループを創りました。

赤のガラス玉があったところには、
グループの元になった何かの残像が残っていました。
この残像を利用して、新しいグループの元である黄に応じて
新しい考え(ここでは06)を創りました。

青には、グループの考えのうち、残すものをともなわせて、
新しい場所を与えました。

 

2.現象化の質問

ここで、現象化の質問に答えましょう。

なぜそれを感じたのか? :時流に対し理想を掲げるのは危険でも
             あるけど、必然でもあるから。
それは何と関係あるのか?:時代を導く人は危険で孤独な道を歩いて
             いると共に、人々の支えが必要です。

 

3.恩恵の評価

個人についてだけでは正義について考えることができないことから、
プラトンは国家における正義を考察することになりました。
アテネの政治の混乱と腐敗がソクラテスの死刑にまでおよんだことが、
考察の始まりでもありました。

理想国家の統治者は、幼いころから英才教育を受けた哲学者であり、
統治者、軍人、職人の国における機能が、個人の魂における
理性、意思、欲求と、関係づけられるということです。

哲学者が何であるかは、「太陽の比喩」「線分の比喩」「洞窟の比喩」
を利用し、イデア論の展開によって考えられました。

当然ですが、文学は時代の背景に反応して、書かれるものです。
ここで言う時代の背景とは、国家制度や宗教や時流のことですが、
これら現実がなぜ「背景」と呼ばれるのでしょうか?

人間は理想を現実にすることを夢見るものです。
あるいは、現在の現実を超越する夢を持つ者です。
こうして、創造的で主体的になった人間からは、
現実は「生の背景」になるのです。

ドイツ文学の歴史を見てみると、
人間がいかに時代と対立し、夢を描き、あるいは失望を美化したかを、
観察することができます。
ヨーロッパ諸国がそうであったように、ドイツも時代の変化に洗われ、
その都度、人間は人間であることを、文学で取り戻していったのです。

プラトンの国家と、ドイツ文学の案内とに、
ガラス玉遊戯を適用したところ、次のような発想が浮かびました。

時代の変化が起きるとき、
人々の魂は高揚した理想で反応しようとします。
しかし、高揚した理想を具体的な何かに高める技術がありません。

また、高揚した理想は、公に認められる必要があるものです。
そうでなければ、個人的な妄想にすぎないからです。
妄想には説得力がありません。

高揚した理想は、時として時代の流れに反するものであり、
哲学者や文学者は、理想を高揚させられるからこそ、
危険な道を歩かなければなりません。

プラトンは、この危険な道を歩く人を国家の指導者にするべきだと言い、
ドイツ文学では、危険な道を歩く人を、人々が支えてきた歴史が観察され
るのです。

 

4.お誘い

私のHPを利用することで、誰でもガラス玉遊戯を体験できます。

慣れれば何でもないことであるにも関わらず、
体験した効果は大きいです。

ぜひ、お試しください。

図式:0663
公開:07/08/11

 

  

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