シュタイナー教育と、動物の権利。

シュタイナー教育は人間の自然な成長を中心とし、能力は発見されるものとしておこなわれ、動物の権利には人間の尊厳を現実化する作用が考えられました。

 

自らの能力の予感。 導き手。

未来の自分が呼びかける、故郷と共にある自覚の虹。

栄光の賞賛をする声を、私もまた賞賛する。

外も光であり、内も光である。

輝く手をそえながら、ガラス玉遊戯を試してみましょう。

 

1.思考を世界の起源に応じさせる

赤の玉と青のガラス玉を用意します。

気持ちを静かに落ち着けて、まず、
赤のガラス玉からグループになる考えを導き出します。
心の奥から聞こえてくる声に耳を傾けてください。

次に、青のガラス玉でも同様のことをします。

赤のガラス玉
01:自己の中心
02:発見の準備

青のガラス玉
03:自立した自然
04:自然との共生

01と02はシュタイナー教育から発想。
03と04は動物の権利から発想。

それぞれのガラス玉は、グループになる考えの元になった何か、です。

黄のガラス玉
01:自己の中心
06:再現された自然

赤のガラス玉
03:自立した自然
05:自己に発生する自然

青のガラス玉
04:自然との共生

この一連の手順で、潜在意識にあった「思い込み」の壁は破られ、
思考は世界の起源に応じるようになっています。

  ※ガラス玉は何個使っても良いですし、どこに配置しても、
   何回扱っても、互いに比較するなどしても良いです。

今回は、次のような操作をしました。
(とばして、2.現象化の質問から読んでくださっても結構です。)

青のグループの元になった何かを、
赤のグループの元になった何かと取り替えました。
この時、青のグループで用いていたもので、
赤に利用できるものは残し(ここでは03)、
赤のグループの元になった何かに応じ、
新しい考え(ここでは05)を加え、新しいグループを創りました。

赤のガラス玉があったところには、
グループの元になった何かの残像が残っていました。
この残像を利用して、新しいグループの元である黄に応じて
新しい考え(ここでは06)を創りました。

青には、グループの考えのうち、残すものをともなわせて、
新しい場所を与えました。

 

2.現象化の質問

ここで、現象化の質問に答えましょう。

なぜそれを感じたのか? :自然に感じる畏敬の感覚を、
             人間に感じることが困難なように
             感じられることに疑問がある。
それは何と関係あるのか?:人間の内に現れる自然と、
             人間の外に現れる自然との間で、
             振り子のように振動している何かがある。

 

3.恩恵の評価

シュタイナー教育では、
知識などを増すことを人間の成長と見なさず、
一個の人間として成長した結果、
知識などがついてくるようにします。

例えば、幼児期は、文字などを教えるのではなく、
物語のある歌をみなで歌うことで、
文字を受け入れる準備がされます。

歳相応の人格形成を中心として教育が進められ、
ある知識、あるいは、ある能力は、
発見されるものとして教育におりこまれています。

シュタイナー教育で育った人は、さまざまな出来事に対して、
自分はなぜそれに取り組むのか、自分の何にそれは関係あるのかを、
自覚しながら活動できるようになります。

自分のなかに中心のある人になるのですね。

動物の権利については、動物実験や家畜について、
歴史的に活発な論議がされてきました。

私たちは、犬や猫など、共生できる動物については、
権利を積極的に考えるでしょう。
しかし、猛獣など、人間を捕食する動物については、
権利については消極的になるかもしれません。

動物の権利について私たちが積極的になれるのは、
自然との共生がうまくいっている時、となるのかもしれません。

自然を破壊せず、自然との共生をはかれることが、
動物の権利を守る一つの方法かもしれません。

シュタイナー教育と動物の権利とにガラス玉遊戯をおこない、
気づいたことは、以下のようなことでした。

人間も自然の産物であり、自然の変化を尊重するように、
自然としての人間の変化を尊重しなければならない
ということが一つ。

もう一つは、自然は自立したものであり、
自然のなかの生物を尊重することなしには、
人間本来の尊厳というものは考えられない、ということ。

人間の内なる自然を尊重することは自立した人間への道であり、
外なる自然を尊重することは人類の尊厳を現実化する道であり、
この二者の間を振り子のように動く何かがある、
ということです。

 

4.お誘い

私のHPを利用することで、誰でもガラス玉遊戯を体験できます。

慣れれば何でもないことであるにも関わらず、
体験した効果は大きいです。

ぜひ、お試しください。

 

図式:0536
公開:07/05/03

 

  

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