ウイット発明が発想されるレシピ025  

 

はじめてお読みになる方は、4の「はじめてお読みになる方へ」を利用
して、特許電子図書館をブラウザに、あらかじめご用意ください。
         
そして、気になったキーワードや思いついたキーワードを入力してみて
ください。
         
1.感動を支えているもの
         
人は感動する生き物ですよね。では、感動というのがどういうプロセス
をとおって起こるのでしょうか?
まず第一に、感動する元の物事が自分のことと感じられること、第二に、
感動する元の物事が困難を克服して実現されていること、があるでしょ
う。
         
第一のことについて考えてみましょう。
感動する元の物事が自分のこととして感じられることとは、感動を実現
した人と感動を感じる人とが共通の基盤に立っている必要があります。
例えばオリンピックであれば、同じ日本国民であること、など。
         
第二のことについて考えてみましょう。
第一の共通の基盤に立つ人が困難を克服する時、自分にも困難を克服す
ることが可能なように感じられ、心が可能性に向かって開かれます。
         
2.感動の多様な側面
         
第一のことについて。
感動の共通の基盤には特有の範囲があると考えて良いでしょう。例えば
オリンピックであれば日本人であるとか、音楽であれば共感を感じあえ
る世代であるとか。
この際、特有の範囲以外の人に対して排他的になりがちなことにお気づ
きでしょうか?
共有する感情や、共同の感動の体験、自然と生じるある種のルールなど
が、同じ範囲の人々には生じ、他の範囲の人々にはこれらが通じないこ
とで排他的な行動にうつりがちです。
実は不思議なことですが、これらは昔ながらの村主義に近く、都市にお
いても村のおきてのような規範などが生じるのです。
         
第二のことについて。
第一のことと反するように、奇跡的な成果をあげた人がいる場合、自分
と同じ立場に立つものであるように、感動を受けた人は自分の心を再発
見します。
例えば、オリンピックの柔道で日本人の選手が金メダルをとった時、ス
ポーツをしたことのない人でも、自分のなかに奇跡の体験を生み出すよ
う、自分の人生を再評価します。
この瞬間には、その人は人生を新しく創造しなおします。
奇跡的なことを自分の人生の規範にする作業は、神話がかつて果たして
いた役割に近いでしょう。
         
3.感動がもたらす社会の変化
         
第一と第二のことから、奇跡的な物事は、社会に人々が参加する共通の
集団を自然に生み出したり、自分を参加させたい高い意識レベルを生み
出していることが理解されます。
         
一見高いレベルの文明が築かれている社会にも、昔ながらの村意識のよ
うなものが生まれたり、神話のような活動の刺激が生じたりしています。
         
社会のダイナミックな動きを見るには、人々の心を把握すれば良いわけ
ですが、そのためには社会でどのような人々が、どのような物事を、奇
跡と感じでいるかを把握することが先になる、と言えるでしょう。
         
言い換えれば、社会で奇跡ととらえられていることについて、人々の意
識の盲点を明らかにすることで、村主義の排他性や神話の非現実性を解
決する、新しい商品などを生み出すことも可能なはずです。
そのためには、村や神話についてノウハウを持っている人とチームを組
むことが有効かもしれません。まずは社会の解明が必要だからです。
         
そして、社会で奇跡ととらえられているものを、立体的にとらえてみま
しょう。
         
4.はじめてお読みになる方へ
         
貴方は特許電子図書館をご存じでしょうか?
まだご存じでない方は、以下をお試しください。
         
Googleのようなキーワード入力で、特許庁のデータベースを検索
し、公開された発明を見ることができるのです。
「特許電子図書館」でインターネットで検索すれば、簡単に見つかりま
すので、ブックマークしておくと良いです。
特許電子図書館の「初心者向け検索へ」の項目にある「特許・実用新案
の検索」をクリックしてください。

  

(C)Copyright 2005 Kyou Nissho. All rights reserved.