ウイット発明が発想されるレシピ023  

 

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1.ゆらぎやすいアイデンティティ
         
郷土というものがあり、その郷土のなかで育った人は、伝統というルー
ルにより、何がやってよくて、何がやってはならないかを知り、それに
よって自分自身の在り方を確認することができます。
         
また、郷土の枠組みのなかで、他者と自分との関係が明確であるため、
自分自身のアイデンティティを明確に説明することができます。
         
ところが、郷土のようなアイデンティティを形成する全体のない状態と
いうのがあります。資本主義における金銭による立場とか、自由主義や
民主主義という思想のみによる社会です。
もちろん、これらが間違っているというのではありません。しかし、こ
れらだけであると、アイデンティティを確立する作業が困難となり、個
人のアイデンティティはゆらぎやすくなります。
         
2.ゆらぎある大きな力
         
オリンピックなどで、自分の出身の土地の選手がメダルをとると、誇ら
しく思えるものです。
また、メディアで出身の土地の産業や文化が報じられると、同様に誇ら
しく思えるものです。
         
郷土を誇れる文化的潮流というのが起こると良いな、と思います。
         
ところが、アイデンティティの流動的な都会においても、資本力などに
より、自分の立場を示す機会があり、この影響が大きいため、郷土を前
面に出した個性の発揮というのは困難です。
         
結果、ゆらぎのある力を持てない人は、自己のアイデンティティについ
て、迷子になってしまいます。
         
3.アイデンティティを支える
         
アイデンティティとは、もちろん自我同一性のことですが、これが有る
のと無いのとでは、人生の豊かさが大きくことなってきます。周囲の状
況によっては、アイデンティティが精神的な危機の克服に不可欠な場合
さえあるでしょう。
         
アイデンティティは、社会における自分の位置づけで明確にできますが、
この「社会」は価値感が安定している必要があります。伝統などは、社
会の価値感を安定させる効用を持っています。
         
アイデンティティを安定させにくい状況にいる人は、信頼できる安定的
な社会を内面に構築する努力が必要でしょう。このための手段の構築は、
おそらく大変困難なものでしょう。しかし手段を構築することができる
とすれば、それは人々に求められるものとなるでしょう。
         
アイデンティティとは、それほど個人にとって、大きな影響力があるも
のだからです。
         
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