ウイット発明が発想されるレシピ018  

 

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1.「本当にそうなんですか?」
         
「もし」ですが。
私たちが優れているとしている方法が、単なるプロモーションの結果で
あったとしたら、どうでしょう?
例えば「WinWinの関係(双方が勝者となる関係)」というものが、
普遍的な真理ではなく、プロモーションによる「思い込み」だとしたら
どうでしょう?
         
契約というものは、そもそも両者が勝者になるためのものです。それを
あえて「WinWin」と言うなら、それは「私たちは敗者じゃないよ」
という双方の満足を強調するためのものです。
         
勝者がいれば、どこかに敗者がいます。WinWinの関係を結べなか
った他者は敗者かもしれません。また、WinWinの関係で成立した
ものが、他に被害者をなす場合だってあるかもしれません。
         
では、こうしたプロモーションをすることで得する人は誰でしょう?
そうです、プロモーションをした人と、プロモーションを利用する人で
す。
         
ビジネスのみならず、私たちにもたらされている価値感は、「本当にそ
うなんですか?」と自問自答する必要は、無いのでしょうか?
         
2.背景によって誘導される心
         
催眠術では、相手にとってもらいたい行動を直接に指示することはあり
ません。
相手が、自分にとってもらいたい行動をとりたくなるような、行動の背
景を、相手に伝えていきます。
         
プロモーションが、こうした催眠術の手法をもって実施された時、プロ
モーションの規模によって、人々にかかる催眠の規模は大きくなります。
なぜなら、自分が応じた行動の背景に、他の人も応じるなら、自分の行
動の背景を疑わなくなってくるからです。
         
もっとも、WinWinの関係のような意識が、プロモーションによっ
てなされたのではなく、自然に受け入れられて、結果、プロモーション
と同じ効果をもたらしている場合も、もちろん、あるでしょう。
         
3.プロモーションを起こす側
         
さて、WinWinの話をしましたが、私は別にアメリカのビジネス技
法を批判しているのではありません。
むしろ、あなたに、このようなプロモーションを起こす側に立つ優位に
ついて考えてほしい、と思うのです。
         
そのためには、自分がいま、どのようなプロモーションのなかにいるの
か、と、プロモーションを起こせる「仕組み」の理解が必要だと思うの
です。
         
プロモーションの仕組みを知るとは、確固とした自分を形成するプロセ
スでもあるでしょう。
なぜなら、日常のなかで、テレビとインターネットとその他を利用して
流される無料の情報はプロモーションの一部ですが、ここから自分を解
放するとは、それまでプロモーションの情報で共感しあっていた仲間か
ら自分を区別することでもあるからです。
         
それは、孤独な作業かもしれません。
         
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