ウイット発明が発想されるレシピ014  

 

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域の芸術」であるガラス玉遊戯についても、まぐまぐからメルマガを発
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-廃刊しました-
         
1.現象のなかでの生命
         
前回のマガジンで、日本の環境が亜熱帯化することで、何らかのかたち
で日本に到着してしまった亜熱帯地方の菌や寄生虫が繁殖する可能性に
ついて、話題にしました。
         
ところで、もともと亜熱帯の菌は、なぜその菌の姿に進化したのでしょ
うかね?
         
空気・水・温度、これらの環境というか現象に最適になるように、言い
換えれば、これらの現象に導かれるように、生命は進化していきます。
ダーウィンによれば、ですけれども。
         
生命と言えども、現象です。生命に該当する現象が、現象に応じて変化
していくなら、生命以前の現象が、現象に応じて生命に該当するものに
変化したと考えられるでしょうか?
カール・セーガンのコスモスというビデオでは、太古の地球を人工的に
作ったところ、生命の起源と呼べるものが観察された、と紹介されてい
ます。
         
2.思考のなかでの生命
         
ところで、私たちは生命をどのようにとらえているでしょうか?
鳥・魚・地上の動物を思い浮かべますね。
         
でも、これらは知識として与えられ、生命について思考する時「思い出
される」ものです。しかし、私たちはそれを当然の生命として考えます。
         
しかし、1で話題にしましたとおり、生命は現象に応じて新たなものに
変化し続けるものでもあります。
         
私たちは、自らの思考の外で判断する必要がある場合があるようです。
自らの思考の内にいると、思考のなかの物事だけで満足してしまい、事
実を見落としてしまう可能性があるためです。
         
領域は全く違いますが、株の世界では「知ったら終わり」という考え方
があるそうです。
         
それは、株が上がると知った時には、すでに上昇分はその株価に含まれ
てしまっているので、「知る」前に買わなければならない、ということ
だそうです。
         
自分の知識や思考に頼るのではなく、知識や思考になる前に世界の変化
に応じられるのが、株で儲けられる人、とのことです。
         
3.東洋的な思考
         
なんだか、生命の起源と、株の話とが、いっしょに述べられてしまいま
したね。
でも、この偶然の一致、楽しいと思いませんか?
         
人間の最大の長所は思考です。しかし、本当のことを知ろうとすると、
思考の外側で行動に移さなければならない、これ「無」の思想ですよね。
         
東洋の武道でも、考えてから行動するのではなく、行動したあと、思考
してみるとその行動が正しかった、というところを目指します。
         
興味をそそられませんか?
         
さて、「寄生虫」「菌」というものに、対決するのではなく、環境自体
が人間に有利に働くようにする、ということも可能なのです。これは、
既存の思考とは異なった思考ですね。
         
キーワード:自然 共生
         
注目したのは以下です。
特許公開2004−202470
         
内容は難しいですが、要は、菌を殺すのではなく、菌の育たない環境が
自然に可能だということのようです。
         
それでは、また、次回まで。
ご愛読に、感謝しております。
         
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