ウイット発明が発想されるレシピ004  

 

1.未来を知るか知らないか
         
一つの仮定で自分自身に質問してみましょう。
「もし、未来を知ることができるとしたら、いま、何をするか?」
いろいろあると思います。災害に備えるとか、人より有利な人生の手段
を先取りするるとか、現在選択している物事で将来は不利に働くものは
避けるとか。
この場合、共通することは、「おそらくは現在の手段とは異なった手段
をとるだろう」、ということでしょう。
         
もう一回、最初の質問を繰り返してみましょう。
「もし、未来を知ることができるとしたら、いま、何をするか?」
これを逆の意味の質問にしてみましょう。
「もし、未来を知ることができないとしたら、いま、何をするか?」
これに対する答えは、どのようなものになるでしょうか?
         
多くの人々にとっては、おそらく、「現在の手段を継続する」、となる
でしょうか。
         
もし、望みの未来を手に入れられるなら、私たちは「現在とは異なった
手段」をとることは明白です。しかし、私たちは、望みの未来を夢見、
その未来に「現在の手段をそのまま」用いるケースが、多いのではない
でしょうか?
         
そうして、「アクセルを踏みながらブレーキを踏む」ような感覚は、
日々に生じやすくなります。
         
2.現実の手段の応用をとらえる
         
私たちは、現在までに通用してきた手段を、継続して利用します。
しかし、自分が用いている手段は、必要に応じて常に応用していくもの
で、同じように用いるものではない、ということも知っています。
         
それで、常に変化していく環境のなかで、安定した日々を送ることがで
きます。
         
では何故、「もし未来を知ることができたら」という質問が必要になっ
たのでしょうか?
         
それは、私たちが日常に接する変化と、私たちが生きていくのに必要で
ある物事に関する変化が、ことなってきているからです。
         
これまでどおり同僚と挨拶をし、これまでの顧客と商談をし、日々の
問題をこなしていく。しかし、うまくいかない。
         
それは、私たちをとりまく環境をとりまく、さらに大きな環境が変化し
ていて、その変化があまりにも早く、そして規模が大きいためです。
         
もっと噛み砕いて言えば、私たちは日本のなかの環境の変化に応じなが
ら、実は日本をとりまく世界の環境が激変している、となります。
         
私たちが生きるのに用いる現実の手段は、日本に住む日本人として採用
しているのですが、世界の視点から、現実の手段を、再構築しなければ
ならなくなっている、と言えるでしょう。
         
3.シミュレーションしてみる
         
インターネットのある時代になって、自分の活動範囲のみならず、他の
地域や他の国の事情を知ることができるようになりました。
         
自分の活動範囲からの経験で未来を考える時代から、世界の活動範囲で
見たり聞いたりしたことを利用して未来を考える時代に入りました。
         
世界規模での変化が現実になった今、生きていくための現実の手段も、
新たに考えなおされなければならなくなっています。
         
様々な情報を手に入れ、貴方の未来をシミュレーションしてみてくださ
い。微力ながら、私も、お手伝いいたします。
         
このマガジンでは、今後も、特許から秘密の方法にいたるまで、貴方の
発明が容易になるお手伝いとして、特許電子図書館のデータベースを
検索していただくキーワードやヒントを、お届けしてまいります。
         
4.はじめてご覧になる方に
         
貴方は特許電子図書館をご存じでしょうか?
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それでは、また、次回まで。
ご愛読に、感謝しております。

  

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