まぐまぐ『ガラス玉遊戯』003サンプル  


ガラス玉遊戯での可能性の特徴。

人間は、さまざまな方法で、可能性を現実にすることができます。
言い換えれば、起こって欲しいと思うものを、何らかの手段で理由づけ
て、現実に近づけていくことができます。

可能性は、心の内からも、現実での突然の出来事からも、開始されます。
そして人間は、ある可能性を他の可能性に関係づけたり、組み合わせたり、
組替えたりすることができます。

可能性は、結果が現実となるように希望され、結果、現実となったり、
また、さらなる異なった可能性と思考で飛躍されたりする、特徴が与え
られているものです。

つまり可能性は、思考の外の現象となる場合もあれば、思考の内で飛躍
することもある、思考である、と言えるでしょう。

ガラス玉遊戯での可能性の扱いで特徴的なのは、以上のような可能性の
特徴を利用して、次のような作業をすることです。

可能性は他の可能性と関連づけられたり、新しい可能性が生み出されたり、
あるいは消滅させられたりします。そして、ある可能性は、対象が明確で
ない状態の、言わば思考される前の物事の準備としても、思考されます。

強調するために、言い換えさせてください。
まだ具体的に思考されていない物事も、人間は可能性として思考すること
ができます。
可能性は、具体的に思考される前の思考にも、思考されるのです。

Aという可能性と、Bという可能性とを考えた人が、Cという具体化さ
れていない物事の可能性も、「そこに何かあるはずだ」と思考すること
があるのは、みなさん経験されたことがおありと思います。

「何かひっかかる。何かあるはずだ。」「AとBとがあるなら、Cに相当
するものもあるはずだ。」人間は、そう、思考することができます。

つまり、AとBとに関してCが思考されるとは、AとBとCとに、可能性
に関して上位の可能性を人間は設定している、ということです。

言い換えれば、現実に思考するAとBとCとに先立って上位の可能性を
あらかじめ思考することが、人間には可能である、ということです。

AとBとCとを、現実的な可能性、つまり特殊な可能性としたら、AとB
とCとの思考に先立って思考される可能性を、普遍的可能性、と呼ぶこと
にします。

ガラス玉遊戯で、ガラス玉で象徴するのは、この普遍的可能性です。
ガラス玉で、普遍的可能性を象徴し、普遍的可能性の部分である具体的な
可能性を、数式を含め、文化的資産を利用しながら、表現していきます。

そうして、結果、可能性から可能性がつむがれ、文化的資産から文化的資
産へと利用が進んでいきます。

あと何回か、ガラス玉遊戯のアウトラインをご紹介してから、マガジンと
私のHPをとおして、ガラス玉遊戯を具体的に示してまいります。

では、また、次回まで。


  

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