未知の目的と一部の根拠を示すことで得られる可能性を示す象徴を扱う芸術の実例。
ガイドで参加者共有の表現の背景をつくり、パートで参加者共同で背景の実証をする方法をとった。

「ガイドとパートから得られたもの」は、象徴の内容が現れたもので、可能性を根拠にする。
ガイドとパートは関連を生じるので、象徴でこの関連を表す。

(2002年8月13日)

象徴

 

[ガイドとパートから得られる解釈の例]

未知だった目的
現象に自然に取り組める心

可能になる根拠
心にもとづいて実現された人工物から、心に影響を与える要件を得て、一般的な心の構成方法を獲得できる可能性。

(2002年8月6日)

先入観や圧力から働きが制限された心を、文明に隠されたさまざまな機構を利用する方法で開放し、
変化する自然に対して自由に変化できる状態に導く様子から、この図式は得られている。

(2002年8月13日)

 

ガイド

  テーマ1:太古の記録
   きまり1-1:記号
   きまり1-2:海
   きまり1-3:DNA

  テーマ2:永遠の異性
   きまり2-1:約束
   きまり2-2:鏡

             技術1:記念碑
              きまり1-1:記号
              きまり1-3:DNA
              きまり2-1:約束
              きまり2-2:鏡

  テーマ1:太古の記録
   きまり1-4:生存の証

  テーマ2:永遠の異性
   きまり2-3:私のLove Song

             技術2:メモリアルキルト展
              きまり1-1:記号
              きまり1-2:海
              きまり1-3:DNA
              きまり1-4:生存の証
              きまり2-1:約束
              きまり2-2:鏡
              きまり2-3:私のLove Song

 テーマ2:永遠の異性
  きまり2-4:涙
  きまり2-5:錯覚

             技術3:催眠術
              きまり1-1:記号
              きまり2-1:約束
              きまり2-2:鏡

 テーマ2:永遠の異性
  きまり2-6:憧憬

             技術4:織物
              きまり1-1:記号
              きまり2-3:私のLove Song
              きまり2-6:憧憬

 テーマ2:永遠の異性
  きまり2-7:アメリカズ・カップ
  きまり2-8:礼節

 テーマ3:時間の広がり
  きまり3-1:記録
  きまり3-2:グランドキャニオン
  きまり3-3:庭園
  きまり3-4:光

             技術5:分度器
              きまり1-1:記号
              きまり2-1:約束
              きまり2-5:錯覚
              きまり3-1:記録
              きまり3-4:光

 テーマ4:雪どけ
  きまり4−1:蘇生
  きまり4−2:土の香り

(2002年6月30日)

パート

No.1 テーマ1〜3から部分である実証

概略

 心自体も現象だから、心が映す対象にも法則が見つかるのだ。
 心により対象に映されるのは、世界にあるさまざまな物事だ。
 そして、心が扱う対象に記号化が可能なのだ。
 (2002年7月19日)

その現実性

 【テーマ1について】
 [方法]

 人の生命のあり方に注目することで、シンボルを利用して、社会構築の可能性をとらえる。
 [前提]
 人間の生存における自由と、自然の人間からの自由(開放)について、世界モデルの構築を可能にする。
 [予想]
 世界、あるいは人間が、人間の思考にもとづく産業的影響の制限や限定の性質から解放される。

 【テーマ2について】
 [前提]

 式典は心の世界を変化させることで、人の思考・行動を変更する。
 [方法]
 式典の構造で社会を表すモデルを構築する。社会の事物はモデルが適用される実体とされる。
 [目的]
 自身の変化を、社会への活動の多様性と受け入れられる期待につながる利益として楽しむこと。

 【テーマ3について】
 [目的]
 心を適切に働かせ、潜在的な必然を発見し、通常の意識からは超越的な世界を実践する。
 
[根拠]
 意識しなくても、世界の根拠として存在者の能力が世界を変更している。
 
[状況]
 人間にとっての世界の変更になりうる視点があり、理解される機会がある。

 (2002年5月29日 7月13日に更新)

 【テーマ4について】(テーマ1〜3からの類推を利用)
 [仮定]
 全ての存在する事物は同一の現象の結果であり、有せられる性質は存在する事物の間の関係について決定される。
 
[動作]
 ある事物の性質を規定するためには、その事物自体の振る舞いをとらえるのでは、不十分である。
 
[状況]
 全体において、他の事物との関連を前提の一つにして、ある事物の変化は生じている。

 (2002年7月13日)

No.2 テーマ1〜3の部分である実証 他者による説明として

概略

 共通の言語で活動を伝達しあえることから、人間の活動に
 共通の性質が確認できると想像する。
 これが正しければ、人間の生み出すものにも、人間に働くのと
 同じ種類の「因果応報」が働くことになる。
 (2002年7月19日)

その現実性

 人間の活動の結果の共通性は、現象のなかで生きる方法が一般的に確立されうることを示唆している。
 また、現象のなかで生きる方法が共通性をもってとらえられるなら、意思や行動も、現象一般について、
 可能性である現象に含まれることが予想される。その例として、社会にモデルは人間性の反映として
 構築されると同時に、自然のモデルを精神的に定義しながら、人間の生存を維持することが挙げられる。
 また暗示として、社会のモデルは、自然に生存するものと同様、成長は同時に死への道でもある、
 ということを提出する。
 (2002年7月13日)

No.3  テーマ1〜3の部分である実証 Pirochuさんの説明

解説

心理測定(精神物理含む)には幾つかの方略がありますが,
その中で,物理的な刺激(例えば,絵や音)を変化させ,
その結果引き起こされる心理反応を測定する方略があります.
(具体的手法や後処理は対象によって様々です.)

この測定結果として何らかの尺度が得られ,目で見える表現となります.
(一般的には名義,順序,距離,比例尺度など)

私の先の発言の前半部分は背景にはこれらのことがあります.
そして,人間の心が測定した結果は尺度と言う形でなくても
人間は様々な表現をします.

前半は人間が外部の変化を感じ取ることを意識していました.
後半は「逆に」人間の心が変化することを考えました.

人間の心は生まれた時点でそれなりの能力を持っています.
そして,更に発展するの可能性をも秘めています.
人間の心は成長(発展)するのですが,外部からの刺激なしでは成長しません.

物理的な例として...
生まれたばかりの赤ちゃんの視覚はほとんど機能していません.
その後の成長課程で触覚で確認すると同時に視覚から刺激を受けて
視神経を構築していき,物が「見える」ようになっていきます.

心も感覚器と考えると例外ではなく,刺激を受けて成長して行きます.
しかも,刺激を受ける限り(変化に差はありますが)成長します.

すなわち,心も変化するわけであって,
「心が変化(成長)することによって,
 今まで感じたことのないものを感じるようになります.
 それが,新しいものを生み出すことに...」
と考えました.

そんな背景がありました.
但し,ここで実例を上げて説明したことは人間が行う精神活動でも
処理レベルが比較的低い部分でのことです.
また,心=脳とすると一般的に言われていることです.

(2002年9月1日 8月18日発言)

その現実性

 物事は連続に変化する.
 変化することによってそれを映した心は何かを測る.
 そして,人間は表現する.

 物事を測ることによって,日々人間は心を作り続ける.
 その心がまた物事に反応する.
 そして,心が新たな現象を生み出す.

  (2002年7月25日)

      (C)Copyright 2002 Pirochu

No.4  テーマ1〜3の部分である実証 マーサ(オス)さんの説明

次回の図式の提案

 遊びは人生に等しい
 何かを測る心自体も現象
 そして、古びた心はつくりかえられる

 アンリアルをリアルにする遊びがある
 それは人生という遊び
 でも遊び方をまちがえた人は
 リアルをアンリアルにしている

  (2002年7月25日)

      (C)Copyright 2002 マーサ(オス)

No.5  テーマ1〜3の部分である実証 Aki H.さんの説明

参考

 アール・ヌーボーの建築様式から 詩

  円と直線の応用という
  建築のあたり前を捨てた彼の邸
  装飾線は生命力を得て自由に曲線をえがき
  終始点さえ必要としない
  空(くう)に絡みついて
  対象物を探す蔦のごとく
  私の訪れを待ち構えていた  

  また昆虫たちはその身を
  ガラスに
  メタルに
  石に
  材質を変え
  繊細で魅惑的な姿を現した
  ほんらい虫など毛嫌いする
  私の心をいとも簡単に捕らえ
  毒虫のように
  ひっそりと息をひそめる

その現実性

「表された形象は、あり様を変えても
 内側から本質的な変化を遂げることはない。
 形象が旅を始めると、
 複数の心を自在にreflectさせるが
 どのように角度を変えても
 立ち止まった心を映すことはない。」

人の心のなかにあったものが、なんらかの手段によって表現され、
客観的に実在するものとなると、その現象は生みの親のもとから独立することが可能となり
いろいろな所(他者の心のもと)へ旅することができます。
現象は鏡のようで、鏡自身はその機能をなんら変わらせてないのに、
見る者はそこから様々なものを読み取ることができます。
でも心を固まらせている人は鏡を見ているようでもただ眺めているだけで
心にはなにも映っていない。

  (2002年7月29日)

       (C)Copyright 2002 Aki H.

No.5  テーマ1〜3の部分である実証 ぺろちゃんさんの説明

その現実性

丸い硝子を様々な角度からカットしていくことによって
様々な光が生まれてくる。
けれども、「硝子」というモノ自体には変化はない。

根底にあるものは同じでも、人間は「物事」に様々な角度を与え、
心を映し、表現をすることを繰り返す。
一見しただけでは連続して見えないそれらのモノも
ひとつの大きな「作品」を形成している記号であることがわかる。

  (2002年8月4日)

       (C)Copyright 2002 ぺろちゃん

 

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