時代の能力者達へ。ガラス玉遊戯の方法と現実。

超越的概念(理念)を独立に活動可能にして、
人間のさまざまな活動能力と合わせて用いられるようにすることによる超越性の現実化。

それはアリストテレスのAbduction(推想)の現実でもある。
また、それは合目的性の現実でもある。

超越性はより高度に経験されるようになっていく。
それが人や世界に反映されていく。

ヘルマン・ヘッセがノーベル賞作品でコンセプトを記述した
理性の芸術であるガラス玉遊戯が可能となった最初の図式法と、
その発展型を公開いたします。

人ごとに現れ方に差はあります。

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【ガラス玉遊戯の原理】

1.存在するゆえの直感。

人間は現象であり、現象は普遍性において生じる。
人間は存在する自らの普遍性により直感する。
脳は現象界を再現する内臓である。
脳は人間自身の普遍性の再現を用いて現象界を直感する。

2.原理への反応系。

現象界には普遍性が一貫して存在する。
人間の活動にも一貫した普遍性が見い出されえるため、
人間は普遍性への反応系として見い出されえる。
そのため、不確定ながら、原理を前提する。

3.世界精神との相互作用。

インターネットの出現により、
人間において、現象と見なしえる精神と、
デジタル現象において、精神と見なしえる現象が現われた。
実在の作用は拡大されている。

(2015年10月30日、3を更新。)


【人間の実践様態】

人間は現象界の働きを様々な力の現われとみなす。
また、現われる力について、人間は実践性を持つ。

また、その実践性を自覚することによって、
様々な変化を超越するように活動することができる。

自覚された実践性は、
経験の構成の性質としての現象世界である。

その力ないし実践性を以下の七つに分類する。

視点、予見、覚醒、先行、生起、展開、流転。

(2015年10月13日)


【世界の更新の発現としてのガラス玉遊戯】

ガラス玉遊戯は理性領域の芸術である。

その図式法は理性概念(超越的概念)と現象世界の
相互関係を現わすものでもある。
ある個人の能力も図式法のどこかに現われる。

それゆえ、図式法の使用では、
常に世界を更新するように働く理性概念において、
個人を起点とする世界の更新と、
人々が相互に補完しあう活動の関係が現われる。

(2015年10月21日)




(2011年5月15日)



(2011年10月5日)


【ガラス玉の使用】





ガラス玉遊戯の第一図式法では、
各項目において、象徴・原理・存在のため、
合目的性の使用として普遍性が実践されるようになっている。

この普遍性の実践の性質は、
第一図式法の三つのセットを連結する。

象徴・原理・存在の実践により得られる超越性により、
様々な文化的資産の活用の境界が消える。

この超越性は個々の図式に連環を現わす。
なぜなら、個々の図式には構成があり、
構成から構成の移行における客観性が
実践による性質に反映されるためである。

ガラス玉の使用において、
個々の図式を様々な色のガラス玉に割り当てる。
定義は自由であるが、
私のサイトでは一般的な赤・緑・青が用いられている。

同時に、
時間や空間など現象の形式を独立して扱うためのガラス玉が用いられる。
私のサイトでは水色のガラス玉が用いられている。

さらに同時に、
現象の形式について変化を独立して扱うガラス玉が用いられる。
私のサイトでは黄色のガラス玉が用いられている。

大きなガラス玉はそれぞれの実在として用いられ、
小さなガラス玉はそれぞれの因子として用いられている。

それぞれのガラス玉の因果律の表現として、
一般的に使用される座標軸と時計回りの形式を複合して用いる。



2016年9月17日


人間は不明瞭に混乱する現象世界に、
原理的な解を得ようとする。
それは一般に「気づき」や「覚醒」と呼ばれる。

個人の「気づき」や「覚醒」が、
現象している人間の世界の更新に役立つ。

その個人の実在は、
まさにその個人に固有のものであるから、
その更新の事実はその個人から分離できない。
そうでありながら、
個人と個人が固有の可能性を活かしあう関係が
現実に得られる。

ガラス玉遊戯は本来は理性概念を可能性群で現わし、
扱う芸術であった。
しかし、その図式法と現象世界の関係は、
個人の創意工夫が集合的発展に反映される
具体的な過程を現わすものである。

「あなたの実在は侵しがたい世界の更新だ」。

そのことを図式法は告げている。

(2015年10月21日)


【超越的概念の活動について】

多様性と一貫性と一般性。
相反するこの三つの性質が超越的概念で成立する。

例えば、
「自由」という超越的概念には多様性と一貫性と一般性が
同時に存在している。

超越的概念の多様性と一貫性と一般性は、
インナーシステムとアウターシステムが交差して現実化する。




このインナーシステムとアウターシステムには柔軟性があり、
必要に応じて選択される。

超越的概念は人間に生得の能力である。

超越的概念が効果的に活動されると、
超越性が現われる。

精神と現象が、
インナーシステムとアウターシステムにより、
安定して相互に関係している状態を除くと、
以下の四つの典型的活動がある。

アウターシステムが新しい現象に反応していることが、
インナーシステムの反応によって分かるが、
精神がまだ反応の準備ができていない段階。

インナーシステムが新しい精神に反応していることが、
アウターシステムの反応によって分かるが、
現象としてはまだ現実化されていない段階。

未知の現象に反応すべきアウターシステムについて、
精神が自発的ないし瞑想的に活動することにより、
インナーシステムが発展ないし更新されていく段階。

未知の精神に反応すべきインナーシステムについて、
現象に探究的ないし創造的に取り組むことにより、
アウターシステムが発展ないし更新されていく段階。

これらは不完全な段階ではなく、能動的な段階である。



精神は現象を反映し、現象は精神を反映する。
精神も現象も共に動的なものであり、
多様性と一貫性と一般性をそなえている。

よって、
インナーシステムとアウターシステムも動的であり、
多様性と一貫性と一般性に応じるものである。

(2013年5月21日)


【インターネットのある世界】



インターネットの登場により、
外在する現象としての動的な精神と、
内在する精神としての可能な現象とが、
現実化した。

加えて、人間に内在する精神と、
外在する現象との四つの要素により、
人間の活動領域は拡張されている。

(2013年3月5日転載)


【動的理念に関する解説】

超越的概念は動的理念でもある。

以下、動的理念とインナーシステムとアウターシステムについて説明する。
この手順で動的理念はモデル化と現実化の恩恵を受ける。









理念は活動のひな型になることがある。
また、理念は活動のフィードバックにも用いられる。
以下のことは注目すべきである。
この二つを組み合わせると、
二つのアウターシステムに関するモデル化と現実化が生じる。


【図式法に関する解説】

ガラス玉遊戯の図式法が現わしうる意味は、
まさしく、図式法について学び、図式法を用いる経験を通して得られるものであるけども、
初めてガラス玉遊戯に触れる方のために、
「理解の手がかり」として、
いくつかの解説を、連載を予定しながら、加えたい。

〔第一回目〕

図式法は、三つのセットに分かれているが、
それぞれのセットが、
小説ガラス玉遊戯のどこに意識されるものかについて、
述べたい。

第1セットは、
文化的資産について、精神の高揚を得、
また、高揚した精神から、
ガラス玉遊戯の創作を導いていくことを目指している。
主に西洋の文献から、図式法の創出の手がかりを得た。

第2セットは、
自己の内面の世界と、自然として成り立つ外面の世界とが、
一致する限りにおいて成り立つ原理的活動に関して、
東洋に観られる手法から、
図式法の創出の手がかりが得られた。

第3セットでは、
ありのままの現実に向き合う人間の崇高さと、
その崇高さに実りのあることに関する、
世界に様々に観られる祝典から、
図式法の創出の手がかりを得た。


2011/09/12 記

〔第二回目〕

内にある精神と外にある自然と文明とは、互いに影響しあう。
理念は精神の側からこれらを総合しようとする。

超越的概念に人は機能の実現と試行と恵みなどで応じることができる。
人間が持つ合目的性の性質により。

第一図式法は超越的概念を人の外のものとして扱うためのものである。
熟練すると、動的理念は機能の実現と試行と恵みなどに
先行するようになる。

これにより、超越的概念から合目的性の構造を引き出し、
機能の実現と試行と恵みなどを現象界に及ぼすことができる。

つまり、超越的概念の働きを現象界に及ぼすことができる。

インナーシステムであった超越的概念が、アウターシステムにおいて働く。
また、アウターシステムである現象が合目的性において
インナーシステムに反映される。

この交差は合目的性におけるモデル化と現象化で確認される。

2013年4月1日

〔第三回目〕

思考における理念ではなく、
作用をともなって扱われる超越的概念が現実になった。

ガラス玉遊戯の現実化により。

普遍性は人間の存在をより活性化する。
未知を既知に変える機会が見い出される。
インナーシステムとアウターシステムの交差が始まる。
世界精神はより大きく作用を現わす。
眠っていた能力が現われ始める。

人ごとに現われ方に差があるにしても。

2013年4月27日

〔第四回目〕

第一図式法の現実性について説明したい。

右上が実体の項目。
左下が法則など規則性や蓋然性の項目。
左上と右下が合目的性の始まりが現われる項目。

ガラス玉遊戯は図式法の使用によって経験される。
それぞれの項目に背景として意義がある。

ブログなどはその経験の一般的な方法による表現。

2014年4月24日



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